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寝たいときだけど寝られない

とうとう夏になってきました。夏は好きじゃないです。暑いし、雨は降りやすいし、蚊は鬱陶しいし。
特に蚊は大嫌い。数日前就寝中の僕の耳元をぷぅ~んという嫌な羽音がしたので目を覚ましたら、既に四箇所ほど喰われてた。痒いわ五月蝿いわ蒸し暑いわでよく寝られず、最近寝不足気味。今も眠いけど、今朝コーヒーをたっぷり飲んでしまったから寝たくても寝られない。うわぁ~ん。

さて先週の火曜日、体育大会が行なわれました。本当は六月五日に行う予定だったのですが、あいにくその日は朝から大雨。モチベーションは下がったけれど、僕の体力も風邪を引いた影響で万全ではなかったからその意味では恵みの雨だったのかな?
以前書いたように、僕の種目は400m走。ウィキペディア曰く、『400mは人間が全力で走れる限界の距離』とのこと。凄く鬼畜な種目に出ちゃったんだなぁ。
この日のために僕はある程度走り込みをしていました。風邪を引いたり、筋肉に疲労がたまって長くは続かなかったけれど、自信はあった。
結果、予選レースではぶっちぎりの一位、決勝レースでは六位。タイムは1分06秒。やっぱり400mはキツイですわ。200m地点で足は動かなくなるし、自分でも必死の形相で走っている自覚があった。けれど、高校生活最後の体育大会で決勝に進むことができた。凄く嬉しかった。
因みにトップのタイムは58秒。どうして二回目のレースでこんなタイムをたたき出すことができるんだとw
クラスとしては、総合成績は何の賞もなかったけど、応援合戦で例の『やらないか』を破って一位になれました。クラス全体の完成度でいったらそちらのクラスの方が上手だったけど、僕らのクラスは『男らしさ』と『元気』で勝負し、それが評価された。皆でずっと頑張って覚え、声を出すようにしたダンスだったので、こちらも達成感があります。

次のクラス対抗行事は文化祭の合唱コンクール。僕のクラスは伴奏をできる人がいないということで、アカペラで『君を乗せて』を歌うことになりました。ラピュタ大好き。
初めてのアカペラで不安な点もあるけれど、何とかなるか精神で頑張っていきたいと思いますw


※追記
ブログをいろいろいじっていたらようやく拍手のコメントに気づきましたw
コメしてくださったお二方、反応が遅くなって申し訳ないです。

>ウチの野球チームへ来ない?即レギュラーですよw byひろさん

身体能力は高くとも(オイ)、技術がボロボロなのでスタメンは難しいですよw
小学校の時にやってたソフトボールで、フライをちゃんと捕球したことあったっけ・・・?

>BBHと聞いて もしよろしければリンクお願いします それと制覇GRの下柳出たけどいる? byれおさん
GRシモさんっ!欲しいっ!またいずれ詳しくお話しを伺いたいですw
さてそういうわけで、リンクを追加~。れおさんのブログRe: ON GO!!をリンクに追加。よろしくお願いしますw

拍手のメッセージ先を見つけたことだし、近いうちにお礼ページとかも作ろうかな?
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蛙亀の歩 第九回 フロッグスサイド 『恵みの稲妻』

 野球は、最後までわからない――。この試合は、まさにそれを表した試合だった。
 天子と永琳の両先発で幕を開けた試合は、初回から点を取り合う荒れた展開。先にマウンドを降りたのは練習試合で好投した天子だった。五回までに4本の本塁打を含む被安打11本6失点でKO。反対にタートルズ先発永琳は13本もの安打を浴びるも要所を締めて3失点に抑える。
 その後両チーム一点ずつを取り合い、タートルズリードで迎えた最終回。マウンドには亀の守護神、霊夢が登った。一死後からフロッグスは三連打で一点を返し、打席には六番、衣玖。内角のシュートを振りぬいた打球は高い弾道を維持してライトスタンドに飛び込んだ。起死回生の逆転スリーランホームランで、フロッグスは崖っぷちから息を吹き返した。

■蛙の仕事人

 足が遅すぎるのが珠に傷だが、その弱点を補う勝負強さを持つ衣玖。亀の妹紅と比較して『蛙の仕事人』と呼ばれるほど、ファンにも好印象を与えている。
 ただ、衣玖自身には仕事人の自覚はないらしい。逆転のスリーランについて、彼女はこう語った。
「私で決めようとは思っていませんでした。ただ後ろの神奈子さんに繋ぐ為に、最低でも走者だけは進めようと右方向を意識して打席に立ちました。ホームランはたまたま真芯にボールが当たっただけです。そんなに褒められることではないですよ」
 あくまで謙虚に受け答えする衣玖。一見すると闘争心が無いようにも思われる言動だが、勿論そんなことはない。彼女はある一つの信念を曲げないようにしている。
「野球だけに限らないことですが、失敗しないことなんて無いのです。大事なのは、失敗から何を学ぶか。私の場合、五回に回ってきた第三打席ですね。二死とはいえ一、二塁のチャンスで、しかも一塁ランナーは死球で出塁した総領娘様(天子)でした。立場上、総領娘様の無念を晴らすためにも打たなければならなかったのですが、結果はショートゴロ。ですから私は、もうチャンスで凡退する失敗は犯したくなかったのです」
 天子が受けた死球は故意だと思われる。先に相手を挑発したのは天子ではあるが、主が痛い思いをしているのに従者が黙っている訳にはいかない。だというのに結果は凡退。これが衣玖の『失敗』だった。
 だから衣玖は同じミスを繰り返さないように、同じ場面が巡ってきたら最低でも走者を進めようと心がけた。その結果が犠牲フライと逆転スリーランだ。信念を曲げない行為は、全てに勝る意思の力だ。

■蛙の苦労人

 衣玖は仕事人としての顔のほかにもう一つ、苦労人としての顔もある。なぜなら、衣玖はこの試合に先発した天子のお目付け役でもある。天子は素行に問題があり、衣玖は頭を抱えているという。
「総領娘様は世の中を知らなさすぎるのです。今日だって自分のお力を過信しすぎて対戦相手の方々を見くびっておられました。タートルズが日本シリーズを征したチームだと知っていらっしゃる筈ですのに・・・」
 衣玖は天子が崩れるのではないかと恐れていた。確かに天子の投げるストレートは素晴らしいのだが、気持ちが伴っていなければただの棒球だ。その上、天子はこの幻想郷リーグから参加した投手。強打者に真っ向から向かっていく度胸はあっても、打ち込まれたときの気持ちの落ち着け方を知らない。4本も本塁打を打たれたのは、マウンド上で一人相撲をしてしまったからだ。天子にはいい薬になっただろう。
「試合が始まる前、正直に言いますと、私は総領娘様に少し痛い目にあってほしいと思っていました。自信があるのはよいのですが、天狗になりすぎては良いことなど一つもありません。本日の試合は総領娘様にはいい教訓になったと思います」
 どれほど自分に自信があっても、相手を侮ってはいけない。打ち込まれたことにより、自己中心的な天人は考えを改めるきっかけを得た。
 これで勝率が三チーム並んだ。最終戦の相手は全セ。フロッグスは決勝トーナメント進出をかけて、全セとの雌雄を決する戦いに挑む。

蛙亀の歩 第九回 タートルズサイド 『明暗分かれた同居人』

 一部の選手がフロッグスに移籍し、タートルズは一軍と二軍の区別が無くなった。これによって、ペナントでは滅多に試合に出られなかった選手にも出場する機会が激増した。そういった選手達は、まるでシーズンで活躍できなかった鬱憤を晴らすかのようにプレイしている。
 例えば、正二塁手として期待されていた筈の鈴仙。てゐと雛の移籍によって増えた出場機会を、彼女はしっかりとモノにしている。他にも妖夢や慧音、投手陣では小悪魔やリリーWがしっかりと結果を残している。
 そして忘れてはならないのが萃香だ。ファンの不信を尻目に、精一杯の活躍をしている。

■鬼の一撃

 シーズンを通してならば、母数は少ないものの三割オーバーの打率に1.0を越えるOPSを残した萃香。しかし中継試合に限っては勝負どころで凡退したり、期待された本塁打も0本に終わったりと、ファンに活躍しているイメージを残せなかった。日本シリーズ第五戦では決勝打を打ったが、萃香に対する偏見は拭い去れぬまま。
「ファンの人達には腹は立たないよ。皆が観てる前で打てなかったのは事実だしね。でも、自分に腹が立つ。打席に立つと同時に『チェンジだな』とか『萃香乙』とか、そんな野次を聞くとね、どうして自分はもっと真剣に野球に取り組んでなかったのかって思うときがある。だから、この幻想郷リーグは、私にとって特別なんだ。皆の前で打てなかったペナントのイメージを払拭して鬼の威厳を取り戻す為の、大事な機会なんだ」
 新聞を読み、そこで初めて活躍を知られるようでは花形選手には程遠い。ファンの前、特に中継試合で何度も活躍して初めてその称号は手に入る。タートルズでは妹紅がいい例だ。
 萃香はこれができなかった。ただでさえ守備が不得手で出場機会も限られているのに、ここでいい印象を残せなければ期待なんてされない。罵声に萃香は耐えられなかった。だから出場機会を求めて外野へのコンバートを打診し、嫌いだった練習にも力を入れた。
 結果は出ている。幻想郷リーグの序盤こそ調子は上がらなかったが、最近は犠飛を打ったり四球で出塁する等チームプレイを意識する場面もあれば、ポールや天井を直撃するホームランを打つなど迫力満点の打撃で自分をアピールしている。忘れられた鬼の威厳を取り戻す日は、すぐそこにある。

■巫女の不覚

 逆に、シーズンでは好調だったが幻想郷リーグで調子を落とした選手もいる。中でも、このリーグから抑えに転向したエース、博麗霊夢の不調はチームに大きな影を落としている。
 練習試合は素晴らしい投球で三者凡退に抑えたが、最近の霊夢は走者を出しながら何とか抑える、いわゆる『劇場』を繰り返した。そしてフロッグスとの第二戦で逆転のスリーランホームランを打たれ、遂に救援失敗を記録してしまう。
「調子は悪くなかったわ。むしろ良いくらい。なのに、球に力が乗っていかなかった。レティのリードと私の勘でどこに投げたら打たれるかは大体わかってたのに、全部打たれる所に投げちゃった。それに、球に力が乗らないから制球にすごく力を使うフォークが投げられなくて、投球に幅を利かせられなかったの」
 霊夢は決め球のフォークを一球も投げなかった。彼女のフォークは切れ味も変化も一球品だが、それ相応の制御力も必要になる。霊夢の言うように球に力が乗らない状態では、フォークは投げられない。
 また、レティのリードにも問題があった。時はペナントレースの開幕戦までさかのぼる。当時先発だった霊夢は、五回に突如制球を乱してピンチを迎え、そしてホームランを打たれている。レティは同じ失敗を繰り返してしまった。
「コントロールが定まらない時にシュートを要求しすぎちゃうのは私の悪い癖ね~。霊夢のシュートはカウントを稼ぎ易いんだけど、狙われたらひとたまりもないの。あの時(開幕戦)もシュートを投げさせすぎて痛い目を見てるのに、すっかり忘れてしまっていたわ~」
 フォークが使えなくとも、霊夢にはまだ持ち球があった。にもかかわらずシュートばかり投げていては、狙われるのは必然。これは他の球をちゃんと使っていたら防げた本塁打なのだ。
 同居人の萃香とは逆にピリッとしない霊夢とレティ。チームを幾度と無く救った黄金バッテリーの失敗で決勝トーナメント進出も危うくなったタートルズ。もう負けは許されない。最終戦にはなんとしても勝たなければならない。我々は選手を信じ、精一杯の応援をしたい。

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