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亀の歩 第八回 『万能妖狐』

 タートルズの俊足、巧打、強肩は? それは三塁手の八雲藍。本塁打や打点は目立たぬものの、打率はリーグ二位。
 開幕から主に五番を任されているが、他選手の調子により一番や六番を打ったことも。
 卓越したバットコントロールと俊足でどの打順に置いても要求通りの働きをする彼女は、まさにタートルズの切り込み隊長。
 さらには上記の他に好守もある。本職であるサードの他にも外野を、紫が投げる時には捕手に回る。一日でその三つのポジションを全て守ることもあった。

■初球から打つ積極性

 藍の魅力は、なんと言っても初球打ちだろう。
 初球から思い切りバットを振る。失敗を恐れずに初球から振り回す姿は、投手にとっては恐怖そのもの。
 しかも藍は打率が高い。それは初球打ちで結果を残している証拠だ。一球目に置きに行くボールを投げればすぐ痛打。投手は初球から細心の注意を払う必要がある。

「初球打ちと言うのは、結果を出せば特に何も無いのだが、打てなければよく見ていけと野次られる。
 だが私はじっくり見て打つよりも初球から打つほうが効果的だと思っている。そうすることで投手のリズムや調子を狂わせることが目的だからな。
 そのせいで応援団から苦情を受けたこともあったな。『初球から打ってしまうので応援歌が演奏できない』だそうだ。
 ・・・しかし最近は橙からも・・・ああ橙!!! 私が一体何をしたんだ!!!!! ちぇえええええええ」

 以下省略。

 失敗を恐れずに初球打ちを続ける。射命丸、妹紅、レミリアと共に打率三割をキープする四人は、相手にとって恐怖の的であることは間違いない。

■抑え捕手

 藍にはもう一つ役割がある。タートルズの守護神、紫の捕手だ。
 オープン戦から、紫の専属捕手として活動している藍。捕手としての技術も十二分にあり、正捕手となってもおかしくない。
 ただ、藍がスタメンマスクをかぶる事は一度も無い。理由は、彼女自身にある。

「紫様の球は予測できない変化をする。その変化がわかるのは紫様自身と紫様とリンクしている我々式神だけ。だから紫様の球は蓬莱の姫や冬妖怪には取れないし、私も紫様の球しか取れない。
 ただ紫様は少々お戯れが過ぎる・・・たまにこちらのサインを無視してわざと打ちやすいところに投げてランナーを出して・・・
 我々のみならず監督や観客までハラハラさせて・・・まったく、少しは真面目にや」

 この時突然藍の姿が消えた。手品だろうか?

 藍は捕手を務める時式神の能力で己の技術を底上げしている。だからこそ紫の球は捕れ、その他の投手の球は捕れない。
 当たり前だ。私は一度バックネット裏で紫の投球を見た。恐ろしい変化をする魔球、ナックルが紫の決め球。それは並の捕手では捕れない様な球速、変化。
 藍のリンクと集中力があるからこそ生きる。それがナックルであり、紫なのだ。

 打撃、守備でチームを支える藍。彼女にはこのままタートルズの優勝の立役者となってほしい。

(尚、選手顔写真は兎虎が何者かにに騒霊三姉妹のサインを強奪されついでにボコボコにされて引き篭もってしまった為無掲載です。ご了承下さい)

あとがき
構成に悩んだその②
その試合で活躍したから、という選び方じゃちょっと辛かった。
あと、らんしゃまいぢめすぎた。ゴメンね。
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