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亀の歩 第九回 『紅魔姉妹』

 幻想郷の実力者達が集うタートルズ。その中でもトップクラスの実力を秘めているのが紅魔館に住む吸血鬼姉妹、レミリア・スカーレットとフランドール・スカーレットだ。
 幼い容姿とは裏腹に身体能力はチーム随一。レミリアは走攻守に活躍し、フランドールは爆発的パワーを持つ。
 打のチーム、タートルズの中軸を担う姉妹。正念場の梅雨はとうに過ぎており、失速することの無い二人はタートルズを引っ張る。

■吸血姫の姉、レミリア

 打率3割2分5厘、本塁打36本、打点107。これが現時点でのレミリアの成績。梅雨の季節は吸血鬼の特性から調子を落として、しかしこの成績だ。デーゲームに出られず、出場試合数は他の選手よりも少ない。にも関わらず、これは全てリーグ上位。特に本塁打はリーグトップ。
 試合でもここ一番の勝負強さと強肩でチームのピンチを幾度と無く救った。

「私がリーグトップの成績を維持しているのは当たり前じゃない。このチームの真のリーダーはこの私。
 大体私が出られないデーゲームや雨の日の試合なんて面白く無いじゃない。チンタラと凡退を繰り返すだけで、点なんて取れもしない。
 私がいないタートルズなんて、ただの草野球チーム。私がいるからこそ、このチームは首位に立っていられるのよ」

 自分がチームの中心だといわんばかりの態度の裏には、それ相応の実力とカリスマがある。
 今日も七回、ツーアウトから咲夜のタイムリーで一点を返した後、紅魔館の使用人二人を塁においての打席。代わった林の初球を完璧に捉えてレフトへの逆転スリーラン。しかも飛距離は154m。文句無しの場外弾だった。使用人達が自分に繋いだチャンスを逃さずに本塁打を放ったレミリアからは凄まじいカリスマが溢れ出していた。

■吸血姫の妹、フランドール

 タートルズの主砲、フランドール。レミリアの妹であり、チームでは四番を打つ。打率や本塁打数は姉には及ばぬものの、四番と言う威圧感とパンチ力ある打撃が持ち味。
 ただ守備は苦手。その為試合終盤では守備要員を送られている。精神的に幼い彼女は、しかしそれを何とも思っていない。

「私はただドッカーンって出来ればいいからね~。試合の途中で変えられてもそれまでにドッカーンって出来てればいいし、ずっと試合に出たい訳じゃないからね。
 でもね~。たま~にドッカーン出来ない時もあるからね~。そんな時はちょっとイライラする。
 だからね。私にとってのヒットはホームランの打ちそこない。私はいつもホームランを狙ってるからね」

 いつでも一発狙いだが、打率は三割目前。強打の中に巧打も潜む彼女は、相手にとっては恐怖そのもの。それだけではない。二番咲夜、三番レミリア、四番フランドールで構成される紅打順。それが繋がった時ほど恐ろしいものは無い。
 本日の試合も、初回一死後からヒットで咲夜が塁に出て、レミリア、フランドールが連続タイムリーツーベース。理想的な連打で二点を先制。一発もあり、繋がりも太い。それがタートルズと言うチームであり、紅魔姉妹なのである。

 紅魔館に住む紅き姉妹。彼女達は今宵も夜空に真っ紅なアーチを描く。

(尚、選手顔写真は兎虎が観戦中突然鼻血を噴き出して貧血に陥った為無掲載です。ご了承下さい)

あとがき
構成に悩んだその③
というか下手に実力があると逆に書き辛い。
それにレミリアなんて練習しなさそうじゃない。どうやって書けと。
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