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蛙亀の歩 第六回 フロッグスサイド 『勝利の方程式』

 強いチームには、大抵『勝利の方程式』が存在する。『勝利の方程式』とは、リリーフから守護神まで繋ぐ継投策で、タートルズではルナサからアリス、そして霊夢の三人からなる投手リレーが該当する。
 だが、フロッグスにはこれが無い。守護神は早苗で固定されているが、彼女に繋ぐ中継ぎ投手がいない。タートルズでの実績があるミスティアに穣子は練習試合で炎上し、期待されていたこいしもまた打ち込まれるケースが目立つ。
 かといって三月精に任せるわけにもいかず、フロッグスは非常に厳しい台所事情での戦いを余儀なくされている。

■能天気な三月精

 幻想郷リーグ三日目、フロッグスはついに宿敵、タートルズとの対決を向かえた。制球の定まらないメルランを序盤から攻め立て7点を奪うものの、死球を二つ与えてしまった幽香がマウンドを降りてからは悪夢そのものだった。
 序章は幽香に代わってマウンドに登ったサニーミルクが九番の大妖精に与えた四球。打力の無い大妖精に与えた四球は勿体無いにも程がある。次が右に強く左にめっぽう弱い小町である為サニーはここでマウンドを左のルナチャイルドに譲るが、そのルナがライト線を破られてしまう。結局ルナはこれだけで降板。最後の三月精スターサファイアは鈴仙を打ち取るも、レミリアを追い詰めながらレフトにツーベースを、フランドールにライトへツーランホームランを打たれ逆転を許す。
 この投壊が原因で勝ちを逃したと言っても過言ではない。
「大ちゃん(大妖精)をふぉあぼーるしちゃったのはちょっと残念だったけど、レティを三振させたし、今日は上出来だねっ!」(サニー談)
「だから嫌な予感がするって言ったのに・・・もう左相手には投げたくないわ」(ルナ談)
「サニーとルナが抑えられなかったのに、私ができるわけないじゃない。この結果は当たり前なのよ」(スター談)
 にもかかわらず、当の本人達は反省するそぶりすらない。監督の苦労はまだまだ続きそうだ。

■中継ぎ投手の奮起

 この試合、投手陣で自責点が無かったのは調整登板の天子のみ。やはりフロッグスの課題が中継ぎにあることは明白だ。先発陣と守護神は固まってはいるのだが、今の状態では勝利の方程式すら作れない。
 先発陣から一人中継ぎにまわすことも検討されたが、天子は有り余るスタミナと打力を持っているので先発として使いたいし、幽香は制球に難があり、さとりとパルスィは一発に弱い。
 こうなれば今の中継ぎ陣の奮起にかけるしかない。三月精は上記のように大きく危機感に欠けている為扱いづらい点があるが、他の投手は違う。特にミスティアは、中継ぎ陣を救おうとする気持ちが人一倍強い。
「私にはシーズンで30試合に登板した実績と自信があるの~。なのにタートルズとの試合で起用されなかったのはちょっと寂しいの~♪」
 ミスティアのシーズン成績は30試合に登板して防御率は2.85。立派な中継ぎ右腕としてタートルズの日本一を支えた。フロッグスでも中継ぎの柱と期待されていたのだが、練習試合で見事に炎上してしまう。これが首脳陣の評価を下げてしまったのか、以後登板機会が無い。
 このままでは終われない、とミスティアは感じている筈。中継ぎのプライドをへし折られたままリーグを消化する訳にはいかない。
「練習試合では不甲斐ない成績だったけど、これからはあの失態を返上するようなピッチングを見せたいわ~♪」
 己への信頼の復活に燃えるミスティア。彼女だけでなく、こいし、穣子も何か胸に秘めているものがあるだろう。彼女達が中心となるフロッグス中継ぎ陣。その建て直しは近いか。

あとがき
三月精のノーテンキっぷりを表に出したかった。ルナチャかわいいよルナチャ。
先発の好投もあってか、いまだ投げさせてもらえないみすちー。この娘もけっこういいピッチングするのになぁ。
多分これからはミスティアが中継ぎを支えていくのだと予想。みすちー→こいしちゃんorみのりん→監督という勝利の方程式でどう?
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