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亀の歩 第一回  『新星誕生』

 六回三分の一、無失点――回の途中でマウンドを降りたものの、メディスンの投球は十分すぎるほどだ。

 二軍から上がってすぐのマウンド。前回一失点と好投した相性の良い日本ハム相手だからと言う点もあるからか、今日のメディスンは自身に満ちているようにも見えた。

 先発陣の駒不足から上がったマウンド。元々中継ぎだったためかスタミナ面では不安を残すも、コーナーをつく投球と決め球のスラーブを武器に打たせて取るピッチングを展開。
 前回の結果も合わせて、ローテ入りを確実なものとした。

■涙の一軍登録抹消

 前回登板では、七回を一失点で勝ち投手。しかしチーム事情で、一軍登録を抹消された。
 
 私は、直後のメディスン選手に取材を申し込もうとしたことがある。
 だが、私は鬼のような形相でボールを投げ込む彼女の様子を見て、取材を断念した。
 好投の結果が二軍落ちなのだ。無理も無いかもしれない。
 しかも、代わりに上がった霊夢が即大炎上即二軍落ち。メディスンの怒りは留まる事を知らなかった。

 その怒りを全て練習に費やしたのは、評価できることだろう。

 確かに彼女は怒っていた。それでも、怒りを他人にぶつける事は無く、黙々と練習を続けていた。
 勿論その様子を見ていたチームメイトが何も思わない訳が無い。
 にとりがメディスンの道具の整備を、メルランがこっそり投球術について書かれた本を置いていったのを、私は見た。

 メディスンは知っているのだろうか。いろんな選手が、自分のために何かしてくれていたことを。

■彼女は一人ではない

「メディが投げるとね、皆点を取ってやろうって奮起するのよ~」

 この日先発マスクを被ったレティは語る。

「メディの健気な態度からか、ただ単に幼いからかはわからないけど~、とにかく皆頑張っちゃうの~。
 勿論私もね~。だから今日の結果は、よけいに辛くなっちゃうのよ~」

 この日、レティは三打数無安打一三振。普段はのほほんとしている彼女も、今日ばかりは本当に悔しそうだった。
 そういえば、初登板の日、打線はつながりが悪く二得点だったものの十二安打を放った。
 八回には妹紅がソロを放ち、彼女に勝ち投手の権利を齎した。
 降板後もルナサが完璧に、紫が非完璧に無失点に押さえ、無事に白星を手にした。

 昨日は守備だ。メディスンが奪った三振は無い。彼女がとった十九個のアウトは、全て野手がとったものでもある。

 三振を奪えないからこそ、必然的にバックに頼らざるを得ないのだ。
 だからこそ、打線もリズムに乗ることが出来る。守備でも盛り上げる。

 この投球をしている限り、バックがメディスンを支えている限り、彼女はさらに飛躍していくことだろう。

(尚、選手顔写真は、兎虎が突然食中毒を起こした為無掲載です。ご了承下さい)

あとがき
始めてのコラム。文章量も最短。こりゃひどい。
メディの頑張ってる姿を書きたかった。
にとりやメルランが出た理由は、1.当時二軍。2.なんか世話してくれそうだから。それだけ。
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